中部療護センターには現在20名余りが入所しています。 家族同士も今ではすっかり打ち解けて和やかな雰囲気です。
今日は、家族同士でお花見に行こうと言う事で、ちょっと足を伸ばして犬山方面に 夜桜見物に行って来ました。 去年の春は落ち込みから抜け出せず、お花見なんて思いもよらぬことでしたが・・
「わあ、きれい!」と桜の花に見とれたのは一瞬、花より団子は相変わらず。 みんなでお酒飲んでおでん食べておだんごぱくついてにこにこ笑って。 こんなこと去年の私には想像もできなかったことです。 もう心から笑う事は一生なかろうと思っていました。
未だに100%心から笑えているとは言えません。でも今日味わったお酒はやけ酒でなく 楽しいお酒であったことは確か。
じゃあこの先(私にはまだ予測できないけど)息子を家に連れて帰って家族揃って、 「心から幸せ」とお花見することも夢ではないのかな?
療護センターにいる患者さんは若い人が多く、植物状態又はそれに近い人が多いのです。 こちらの家族同士は戦友みたいなものです。
焼け付くような同じ悲しみを味わって来た者同士ですから。 過ごして来た涙の日々が、一番理解してほしいことが、ぜーんぶわかりますから。 (この若者の会の皆様もきっとそうですよね?)
桜を見ながらみんな笑っていました。どんな境遇でも笑う事ができるのですね。 私もみんなに励まされてここまでやって来ました。 こういう仲間がいたから、時に泣きながらも笑ってやって来られたのだと改めて 思いました。
療護センターの家族は駆け出しばかりですが、1期生同士でいずれ同窓会でも開いたら その時は皆どのような心境に至っているでしょうか。 「どんな耐え難い悲しみも乗り越えられるよね」と心から話せる日がくればいいな、と 思った夜桜見物でした。 3/30
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